今回はADHD&ASDの男性(23)と、健常者の女性(21)のカップルのお話です。
どのようなお付き合いをされているのでしょうか。
馴れ初めは?
私が就職した会社の最初に配属されたお店で一緒に働いていたアルバイトの学生の子でした。
たまたまその子の授業終わりと自分の仕事終わりの時間がかぶり、
お茶でもしないかと声をかけたところ一緒に行ってくれました。
それから仲良くなり、お付き合いに発展しました。
パートナーに配慮していることや、逆にしてほしいことはありますか?
毎日の連絡、特に夜の長時間の電話はやめてほしいと思いました。
たまにならいいのですが、自分の時間を確保したかったので、しんどかったです。
仕事終わりの時は特に、早く休みたかったので面倒だと思いました。
連絡が出来ない時は忙しいと思ってもらうようにしました。
パートナーとけんかしたことはありますか?
大きな喧嘩はありませんでした。
相手が不安になることは多かったです。
こちらがあまり時間が取れなかったので不安になったようです。
毎回こちらがあやまって、なだめていました。
話しているうちに相手も理解してくれることがほとんどでした。
パートナーとの関係について悩みはありますか?
当時の悩みはやはり夜の長電話でした。
基本毎日かかってきていました。
電話していない時は話したいと思いましたが、仕事で疲れているときや自分の時間でゆっくりしたいときは無視してしまうこともありました。
事情を説明しても「電話にでないということはもう好きじゃないのか」と不安になっていたようです。
そうではないのですが、毎回説明するのが面倒でした。
後は相手は学生でしたので、食事やデート代はこちら持ちでした。
給料も安かったので経済的にも厳しかったです。。。
顛末はどうなりましたか?
やはり、自分が仕事で忙しかったり、疲れていて、相手に出来ないことが多かったので、別れました。
相手に依存するようなタイプの子でしたので、私のように余裕のない人は向いていなかったのだと思いました。
不安にさせてしまうのも申し訳なかったですし、休む時間が取れなかったのも自分自身がつらかったです。
当時は発達障害の診断をもらっていませんでした。
今考えると、お付き合いしてもらえるだけありがたかったのだと感じます。
コミュニケーションをとるのが苦手ですので、今から彼女を作るのはかなり厳しく感じます。
管理人からコメント
別れてしまったのは残念ですね。
女の子と付き合うのは、余裕とか包容力が必要なので人生に余裕が見出しづらい発達障害者の男性にはなかなかハードルが高いのかもしれません。
でも、甘酸っぱくていいお話でした。
ありがとうございました^^
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