22歳発達男性が、障害と向き合った話|一人で思い悩まないで

今回は22歳、工場勤務の男性が仕事の失敗から病院へ行くことになるお話です

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会社での失敗が重なり病院へ行くことに・・

私は会社全体で500人くらいの中小企業の製造課で、主に自動車部品のプレス加工担当していました。

元々物忘れが激しく注意力が欠けていると自覚しておりましたが、ただそれだけで他の人と変わらないと思っていました。
しかし働いていくうちに、先輩の指示通り動いているつもりが、先輩の言っていることを理解できておらず違うことを多々やってしまっていました。

そういうことが数年続いていたので家族に相談した所、一度病院に行って来いと言われたのがキッカケです。

はっきりとした診断は下りないが・・

病院ではたくさんの質問に答えました。
先生の判断で恐らくADHDだと診断されましたが、あくまで「恐らく」でして確定は難しいとの事も言われました。

その日の体調や夜勤をやっている為自律神経失調症の気もあると言われてハッキリしない結末となりました。
自分的には、自分が発達障害だと認めたくはありませんでしたので、それ以上の事は聞かなかったし手帳の件も申請すれば貰えるなどと知りませんでした。

今も自分はただ集中力がないだけだと認識して決して自分が発達障害だとは思っておりません。

家族や職場でカミングアウト

家族や周りには面白おかしく自分は発達障害だと診断されてしまったよと話しましたが、周りの反応は特に今までと変わらず、むしろ仕事でミスを無くすにはどうすれば良いのか一緒になって考えてくれました

家族も、何回も確認して相手の言っていることが理解できてるか確認してから行動に移せとアドバイスをくれました。

発覚する前と比較して、先輩や上司からの指示に関しては何度も確認して相手の言っていることが理解できているか確認してから作業に移る様になり、ミスは減ったとお言葉を頂きました。

一応職場の方々にも診断されたことを話して、それでも頑張りたいという気持ちを伝えたら応援してくださって、指示を出す際も念入りに1から10まで説明してくれる様になりました

何か強みはあるはず

なぜ自分はミスが多いのだろうと考えこんでいた時期がありましたが、病院で診断してもらってから気持ちがスッキリした感じがあります。

発達障害を患っていても、得意分野は絶対にあるはずです。
自分は多種多様な事が出来ず指示を忘れてしまう事や並行して同時に作業することが苦手ですが、一つの事を継続して作業することに関しては自信があります。

なので自分の得意とする分野を伸ばしていって、苦手な分野に関しては自分だけで抱え込まない様にしてほしいです。
相手の話をしっかり聞いて、しつこいと怒られても何度でも理解するまで確認してから行動してください。

もし相手の言っている事と違う事をしてしまうと最悪命を落としかねない状況も出てくるかもしれません。
そして一人で思い悩まないでください、
自分は家族に相談して病院に行って発覚して良かったと思います。
なので家族や友人や同僚や先輩に相談してみてください。

発達障害体験談
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