生き辛かった30歳女性が発達障害とわかり世界が変わった話

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今回は30歳、医療事務の女性が発達障害と診断されるお話です

 

発達障害がわかった原因はどんなものだったんですか?

おかしいなと思い始めたのは
職場のストレスが原因で休職したことです

職場のストレスで、上司に八つ当たりして、問題になった。
仕事を、抱えこんでしまって、ストレスに耐えきれなくなった。
上司と総務の上層部と面談して、1か月休職することになった。

精神科を変えて、就職してから、仕事が続かなくて、先生に相談したら、発達障害ではないかと言われた。

 

病院のカウンセリングルームで心理検査を受けて、自閉症スペクトラムとADHDという診断が下った。自分が発達障害だと発覚したとき、これからどうしていけばいいのか一瞬目の前が、真っ暗になり自分が普通じゃないことにショックを受けて泣いた。

家族にも伝えた。
家族も少なからずショックを受けていたと思う。

でも、自分のうまく行かない原因が、はっきりしたのでホッとした気持ちにはなった。
ずっと今は休職中でこれからまたどのように働いていくか考えている。

 

障害者手帳は未申請で、自立支援と生活福祉サービスは申請済みである。
自立支援は、申請に時間がかかるというのでしばらく仮の書類をクリニックに出しておいた。

生活福祉サービスの申請手続きは、こころの健康支援センターの担当の方にも手伝ってもらって、面談も付いてもらって申請できたのでスムーズにできた。

 

他の人にカミングアウトはしましたか?

伝えたのは家族だけです

家族以外にはカミングアウトはしていない。

家族にも発達障害の人が、いるのでそこまでショックではなかったかもしれない。
友達には、気を遣わせてしまうので、言う必要ないかなと思っている。

職場の上司にはそれとなく伝えたので知れ渡ってると思う。
あまり、家族にも職場にも自分が、発達障害だと信じてもらえてない感じもあるのでちょっと苦しい。

 

 

診断後の生活はどうでしたか?

ストレスが減って気持ちは落ち着いています

今、現在休職中で、こころの支援センターで自立訓練を受けている。

抗うつ剤も飲んで気持ちは落ち着いている。
副作用で胃が気持ち悪くなることもあるが、前よりは、精神的に安定していると思う。

生活リズムを整えるのがなかなか難しくなってきている。
気持ちは仕事しているときよりは、ストレスも減って、落ち着いた気持ちになっている。

発覚前の自分に伝えたいメッセージはありますか?

たくさんあります。
「自分を責めないで、ちょっとずつ自分のできることを考えていこうね」て伝えたいです。

なるようにしかならないから、安心してこれから楽になるから大丈夫だよ。

自分を責めないで、ちょっとずつ自分のできることを考えていこうね。

夜にスマホ見ちゃうと眠れなくなるし、夜ふかししちゃうからなるべく控えようね。

最近、なかなか寒くて早めに起きられないのが辛いね。

家事をちょっとずつまた楽しくできるようにやっていこうね。

やる気がなかなか出なくて辛いし、苦しいけれど、楽しいことを考えて、乗り切っていこうね。

コロナ禍で気持ちも落ち込むこともあるけれど楽しみを見つけて生きていこうね。

無理なく、マイペースに自分の得意なことを、生かして、生きていこう。

最後に

いかがだったでしょうか。

生きづらいですが、それでも前を向いて歩いていこうとしておられますね。
私も見習いたいと感じました。

体験談をお伝えいただき、ありがとうございました。

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