息子がきっかけで自分のADHDに気付けた32歳主婦のお話|発達障害でも私はわたし

今回はASDの息子をもつ女性が自身も発達障害と診断された話を紹介します

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1歳半検診で発達障害の診断が・・

独身時代から鬱やパニックがあり、心療内科に通っていたのですが、処方されていた薬を飲んでもなかなか体調が良くなりませんでした。
そんな中で結婚し、出産をして息子が成長していくうちに『あれ?』と疑問に思う事が増えていきました。

地域の親子教室に数回通うも息子は全く興味が無く、息子の1歳半検診の時に経過観察になり、病院を予約して診察したらASDの診断が付きました。早期療育もスタートしました。

チェックシートを見ていると私の方も疑わしくなり、通院していた心療内科で検査をして貰ったら発達障害と診断されました。

即コンサータの処方も開始されて、少しづつ不安な精神面が落ち着いて来ました。

家族には親子で発達障がいだと伝えました。
『そのうち喋るよ』とか最初は言われましたが、次第に理解して貰えました。

保健師さんから「保育園に入れて楽になって。お母さん頑張りすぎだから」と言われ・・

保健士さんから優しい言葉を頂き、2歳児クラスで保育園に入園も出来ました。

その後に障がい者手帳も申請してギリギリ3級を取得。

ほとんど1人で役所や病院等の手続きに出向きました。
診断が付いたことで周りにカミングアウトするのが楽になりました。

カミングアウトは事前にするようにしている

家族にもすぐに打ち明け、周りにも出会ったタイミングで先に伝えるようにしています。

ヘルプマークをカバンにぶら下げていますが、
おしゃべりも大好きなので、『このマーク何だっけ?』という疑問から、一般の方に障がい者の事を知ってもらえるきっかけになれたらいいなと思います。

自分らしく生きることができるようになった

障がい者だとわかってからは今までしんどかった事が「障がいだからか」と腑に落ちる事も増えて、自分らしく生きられるようになりました。

自分を理解して自分の声を聞いて素直に生きることも大切な時間だと改めて感じています。
あの時に出来なかった事も『あのやり方ならしんどかったよね、よく頑張ったね』と自分を褒めてあげるようにしています。

辛いことは周りにうったえることも大切

しんどいことがあれば、母親だけではなくたくさんの周りの大人に訴える事も大切だと思いました。

相談しても腑に落ちない答えなら、別の人に相談して納得出来るまで行動していたら良かったと思います。
そうすれば私のADHDはもう少し早く分かったのでは?と感じるくらいに、暴れたり叫んだりしていいました。
気付いて貰えなかった事は辛い思い出です。

でもその分、息子の異変にすぐ気づくことができます。
自分自身も病院に行って診断が付いたことで、見た目ではわからないような内面的なことも自分の中での強みになった様な気がしています

診断が付いても『私は私』なので、嫌なら去って貰って構いません。と他の人に思えるようにもなりました。

 

発達障害体験談
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