アスペルガーと診断された薬剤師の女性のお話|できないことに悩まず、できることを伸ばそう

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今回は31歳、薬剤師の女性がASDと診断されるお話を紹介します

 

小さなときはどんな子供だったんですか?

幼少期からできること・できないことの差がすごかったです

 

言葉の発達などは異様に早かったと親が言っていたのを覚えており、できることとできないことの差がとても大きかったです。

できないこと:球技がまったくできない、地図・数学の3次関数ができない
できること:ピアノなどは音を聞けば大体弾ける、ものを見れば絵に描ける

しかし、もともと器用な性格なこともあり、特技の部分でうまく稼いでなんとか普通には生きてきていました。

何人かとお付き合いしたのですが、その方達が皆本棚に「アスペルガーの人との付き合いかた」的な本を購入するので、興味を持ってクリニックを受診してみました
(とくに会社での不自由は感じていなかったのですが)

発達障害の診断が出た時は、「まあそうだろうな」という気分でしたが、医師にも
「就労できているのでなんとか大丈夫」と言われたので、不安には思いませんでした。

世間的には、とても個性的な人、でなんとか通っています。

先生は、最初は「生きるのに苦労してないなら受けなくていいんじゃない」という感じだったのですが、知能テストの各項目の差があまりに大きかったため、最終的には笑っておられました。

知能テストは、できることとできないことの差が点数に顕著に表れ、自分でも楽しかったです。

自分のことを自分で詳しく理解するために、また、診断が出たことで開き直って生きることもできるので、受診して非常によかったと感じています。

 

家族や職場の方にカミングアウトはしましたか?

 

家族や親しい友人・同僚はみんな知っています。

 

 

見たものを大体絵にできるたりし、得意作業・不得意作業が他人とずれてもいましたし。
(会社では、適材適所でむしろうまく回っています)

会社の同僚などにはおおよそ発達障害だと思われていたようで、
「そうだろうね」という感じで、それも面白かったです。

 

診断前後の生活はどうでしたか?

 

現状は診断前と特に変わりません

まったくできなかったことについて、診断前はなんとなく生きづらかったこともあったのですが、最近はまあいいかと開き直って生きることができるようになり、むしろ楽になりました。

特技を生かして、もっと打ち抜けて生きていきたいと考えているくらいです。
診断後のほうが人生的には楽しいです。

はやく受診したほうが楽になれるかもしれませんね

過去の自分には、「さっさと受診したほうが楽になれるよ」とアドバイスしたいです。

自分については、できないこと・苦手なことに悩まず、
できること・得意なことを伸ばしたほうがいいタイプだと感じました

他人と合わないことについては、口にすることはありませんが、医者が言っていたように「知能指数が20離れるとわかりあえないことがあるから」というアドバイスで非常に心が楽になりました。

ただ、なんとか周囲に紛れてでもそれなりに生きてこれたのは、昔の自分が苦労しながら馴染もうと努力したからでこそだと思います。

その苦労も、今器用に振る舞いながら生きる上では、決して無駄ではなかった感じています

最後に

いかがだったでしょうか。
なんだか前向きに生きておられてすごく共感がもてました。
個人的には、

できないこと・苦手なことに悩まず、
できること・得意なことを伸ばしたほうがいい

という言葉にグッときました。
元気の頂ける体験談ありがとうございました。

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