22歳警察官女性がADHDであることが判明したお話|自分のルールブックを作っていこうね

今回は22歳で発達障害だと発覚した元警察官の女性のお話です

スポンサーリンク

警察の業務で失敗が多く悩んでいました

一番初めに発達障害が疑わしいと思ったのは、高校生の時です。
私は本を読むのが好きだったので、当時保育課の短大生だった姉が持っていた発達障害児の本を読みました。

そこで、自分のことが書いてあると思いました。でも、当時は認めたくない気持ちが大きくて、胸にしまっていました

発覚時は、警官の仕事が上手くいかず、ミスが多くて悩んでいました。
当時は、19人の部屋で、一番下っ端でした。基本的には日勤で、月に4回程度当直勤務がありました。
仕事量は多く、早朝に出勤したり、残業も多くありました。
直属の上司と合わず、ストレスを抱えていました。

日中の眠気や朝起きれない事でも困っていたし、部屋の片づけが出来ないことにも悩んでいました。人間関係も不得意でした。

1度、仕事中にとった電話を切った瞬間に内容を忘れてしまったことがあり、病院へ行くことを決心しました。

病院へは1人で行きました

たくさんアンケートみたいなのに答えて、血液検査もして、問診もしました。

初診の予約は取りづらかったです。
お医者さんは良い人で、お話を聞いてくれました。
最初はストラテラを処方されました。また、自立支援医療制度も使いました。

初診以降は週に1度の通院になりました。
初診時、困りごととかを色々話して、ADHDの傾向が強いと診断されました。
アスペルガー症候群は言われませんでした。
薬には不安があったけど、飲んでみることにしました。

母と姉にカミングアウト

母親と姉に話しました。

母親は、「お母さんも、そうかもしれない。」と言って、別に気にすることは無いと言ってくれました。
昔から、変わった子と言われることが良くあったけど、それに名前がついても私は私だから、気にしなくて良いと言ってくれました。

姉からは、「アスペルガー症候群だと思ってた。」と言われました。
ちょっとショックでしたが、あっけらかんとしてたので、心は楽になりました。
その後結婚した夫にはカミングアウトできていません。

発覚したあとも、生活に特に変わりはないです

発覚前から特に変わったことはありません。

当時の仕事先では忘れることが多かったので、仕事を終えて帰る前に次の日にやるToDoリストを優先順位順に書いてから帰るようにしました。

指示も、すぐにメモするようにしました。
通院は苦手なため、病院へは1度行かなかったらその後行きづらくなり、現在は通院していません。

整理整頓も苦手なので、家はあまりきれいではありません。
発達障害とは知らない夫は、私が遅刻が多くても、あまり怒らないでくれています。

疲れやすかったりしますが、それも理解してくれる夫です。
改善はしていないけど、うまく付き合っていく努力はできていると思います。

以前の自分にしたいアドバイス

・ずっと喋りすぎてしまう癖があるけど、意識的に落ち着いたり、興味がわかなくても相手の話を聞く努力をしてみた方が、人間関係は上手くいく

・待ち合わせをしているときは、1本早い電車で行くつもりで準備をする

・メモをする癖をつけよう。

・発達障害でも、気にすることはない。
たくさん経験すれば、こういうときはこうするってルールブックのようなものが頭の中に出来るから、疲れちゃうけど、少しずつ日常生活は楽になるはず。

・片づけはいつになっても上手にならない。

・お薬は、飲んでるときの方が楽だけど、病院に通うのも苦手だし、飲み忘れもしちゃうから、だったら飲まなくてもよいんじゃないかな。

発達障害体験談
スポンサーリンク
副業のススメ

コメント