コロナ禍だからこそ発達障害に気づくことが出来た21歳大学生ADHDのお話

今回は21歳、大学生の方が発達障害と診断されたときの体験談をご紹介したいと思います。

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理系の大学生だけど、コロナのせいで家でオンライン授業の毎日

家から出るときはバイトか友達と遊ぶ時かくらい。
家族と家で過ごす時間が増えていた。

前から家族や友人がそつなくこなしていることが自分にはできなかった。
例えば朝早く行って学校に行ったり、自分の部屋を掃除したり・・・
他の人が簡単にしているように見えたことができなかった。

アラームをかけても遅刻が多いし、部屋の整理整頓が全く出来ずによく親に怒られていた。

コロナ禍に入り家にいる時間が多くなったので、そんなことが更に増えていた。
また、忘れ物も多く、コロナのワクチン接種に手ぶらで行った時には流石に自分でもかなり引いた。

そんな時にtiktok でADHDの人の投稿が流れてきて、症状が全く一緒だったのでもしかしたらと思い病院に行くことにした。

友達と遊んでくると言って1人で病院に行った

何でもないかもしれないので。

病院では大量の質問と診察がありADHDだと診断された。

症状を緩和するためにトレーニングやカウンセリング、薬などの選択肢をお医者さんが与えてくれたが、強制はされなかったので気が楽だった。

病院は落ち着いた雰囲気で、
看護師さんもお金を持ってくるのを忘れたのにも関わらずすごく優しかった。

職場やお世話になってる教授などに発達障害をカミングアウト

迷惑がかかっている、もしくはかけてしまうかもしれないから。

家族には母親にだけ伝えた。
父親は大学教授で勉強や仕事ができる人こそ正義みたいな雰囲気なので言えてない。

自分の症状が分かった分、自分に負荷をかけることがなくなった。

友達にあまり得意ではない音の大きい環境に誘われても無理せずに断ったり、
バイトを夕方からにしてゆっくり起きたりと無理せず過ごしている。

その結果、昔よりストレスは減ったし、症状も如実に感じ取ることは無くなったかなと思う。

「自分だけなんで出来ないんだろう」とか考えないほうがいい。

ストレスが溜まって寝不足になったり、やけに頑張ってみたりして疲れるだけ。

あとは、病気がある無いに関わらず少しでも気になることがある人は病院に行った方がいい

最初は誰しもそういうところに行くのは抵抗を感じると思う。
私もそうだった。
しかし、行かないことには今のモヤモヤが溜まった生活を変えることはできない。

1人で解決できるものならとっくに解決してるはずだから。
もし、何もなかったとしてもお医者さんやカウンセラーがアドバイスをくれると思う。
無駄にはならない。

発達障害体験談
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