おっさんになって発達障害診断が出て納得した話|あなたは生きているだけで前進している

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今回は35歳でADHDが発覚した男性のお話です

 

発達障害がわかった原因はどんなものだったんですか

主治医に診断されました

中学生の頃に重い鬱病に罹り、その後も躁鬱なのかパーソナリティー障害なのか色々な可能性は主治医に言われていました。、

16歳ぐらいのときには学習障害は疑っていたのですが、入院時に簡単な暗算をさせられ、それが出来たことだけを以って否定されたので、ずっと発達障害系の診断名がつくとは思っていませんでした。

20代の頃から10年以上アルバイトを繰り返しては数日で辞めることが続いていました。
転院を機にじっくり主治医と診察を重ねるうちに発達障害と診断されました。

発覚した時は仕事もしておらず実家で引きこもり、時々近所を散歩する程度で、家族とも不仲でした。

手帳も自立支援も既に持っており特に変更の手続きも不要でした。
他の要因もあるかも知れないので、一般内科での診察も勧められ検査もしましたが、異常はなく確定しました。

今までの不調の原因の殆どが理解でき、スッキリかつホッとしました。
薬も軽いものにどんどん変更になっていき少しづつ楽になっていったのでクリニックに通っていて良かったと思います。

 

他の人にカミングアウトはしましたか?

家族や友人にカミングアウトしました

家族は同じクリニックの患者なのですぐに理解してくれました。
友達にもカミングアウトしました。

受け入れてくれない人がいるなら付き合う必要は無いと思い、友達選びの一つの試金石としました。
結果みんな受け入れてくれました。

診断後の生活はどうでしたか?

就労継続支援A型で働き、一人暮らしするようになりました

広汎性発達障害と二次障害という診断名がついたため、障害年金も受け取れ、就労継続支援A型でも働け、一人暮らしして結婚も出来ました。

今は、就労継続支援事業所でお仕事をさせていただいています。
実家を離れ家族のことを客観的に見ることが出来るようになり関係も良くなりました。

思っていた以上に一人暮らしは楽でした。

過去の自分や、他の障害者の方に伝えたいことはありますか?

過剰に周りに適応しようとしなくていいです

過去の自分へのメッセージ

あなたは無理が出来ないです。
人と同じようにするなら苦しい目に会います。

過剰に周りに適応するなら痛い目を見るし、誰も得をしないです。
少しでも疲れを感じたら休んでください。

違和感を感じることからは逃げてください。
今は苦しくても、前に進んでいるように思えなくても、この苦しい障害を持っているあなたは生きているだけで前進しています。

周りの人間の言葉は気にしなくていいです。

最後に

いかがだったでしょうか。

 

体験談をお伝えいただき、ありがとうございました。

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