発達障害の診断受けたけど、とりあえず人に頼ればなんとかなる話|人に相談する勇気を持とう

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今回は当時中学2年の女学生がASDと診断されるお話です

 

発達障害がわかった原因はどんなものだったんですか?

母に病院に連れていかれてですね

中学2年生の頃に発達障害の傾向があると診断されたことがきっかけです。

母に連れられて、とある施設で発達障害に関するテストを受けました。
内容はほとんど覚えていません。

ただ、その時は具体的に何を調べるテストなのかを知らされていませんでした。
自分ではなんとなく、心療内科系のなにかかと思っておりました。

その後、大学に入学する直前の時期に「実は発達障害の傾向があるという結果があのテストで出ていた」と母から知らされました。
勉強も不出来で、うっかりミスや忘れ物なども多かったため、それまではただ自分がなにもなく劣っていると思っていたので、明確な原因があると判明して正直なところほっとしました。

大学を卒業してからは、就労移行支援事業所に通い始め、就活のために障害者手帳を申請することを決めました。
大学時代からお世話になっていた発達障害者支援センターに行き、そこで改めて発達障害のテストを受け、その結果をもとに近くの病院で手帳を申請しました。

病院へは一人で向かいました。
生活面のことなどで困ったことはないかという軽い質問が多く、あまり細かいことは聞かれませんでした。
現在、精神障害者保健福祉手帳の3級を所持しております。

他の人にカミングアウトはしましたか?

昔からお世話になっている知人に相談しました

友人は元々少ないので報告はしていません

診断後の生活はどうでしたか?

少しずつ自分の特性と上手く付き合えるようになりました

現在、就労移行支援時事業所に通っております。
自身の障害からくるミスや思考のクセなどを「どうすればミスを減らすことができるか」「こう考えればいいのではないか」と意見を出し合って解決策を導いて、少しずつ自分の特性と上手く付き合えるようになりました。

また、実践形式でパソコンの事務作業なども行い、就職に向けての自信も積み重ねております。

過去の自分や、他の障害者の方に伝えたいことはありますか?

頼れる人は周りにいっぱいいます。周りを頼ってくださいね

「とりあえず、人に頼ればなんとかなるよ!」と伝えたいです。
自分だけでどうにかしなくては、と思い込んでいた昔の自分に、頼れる人は周りにいっぱいいるんだと教えたいです。

悩みを相談して解決策を考えて、時には話を聞いてもらうだけでもずいぶんと気持ちが楽になります。
頼れるところは誰かにとことん頼って(福祉施設とか制度とか)、どうすればいいか二人三脚で一緒に考えてもらおう、という考えに至ってとても楽になりました。

まだ少し、就職して社会に出ることが不安ではありますが、そこも今後サポートしていただこうと思っております。

最後に

いかがだったでしょうか。

人に頼ることは、じつは勇気のいることです。
勇気を出して一歩踏み出してみるのも大切なことかもしれませんね。

体験談をお伝えいただき、ありがとうございました。

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